年100万円の配当金をもらうには、いくら投資が必要か — 私の現在地から逆算してみた

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40代会社員のちゃぴっとです。

「配当金だけで年100万円あったら、生活がどれだけ楽になるだろう」——高配当株を持っていると、一度は考える金額だと思います。

私の年間配当金は、いま 約50万円(2026年の見込み)。目標は年200万円なので、まずはその通過点として 年100万円 を意識しています。

そこで今回は、「年100万円の配当金をもらうには、結局いくら投資が必要なのか」を、利回り別・税金あり/なしで計算し、そこに 自分の現在地 を重ねて記録します。数字を出すと、ゴールまでの距離がはっきり見えました。

結論:利回り別の必要投資額

まず、税金を考えない「表面(税引き前)で年100万円」の場合。計算はシンプルで、必要投資額 = 年間配当100万円 ÷ 配当利回り です。

配当利回り必要な投資額(税引き前100万円)
3%約3,333万円
4%約2,500万円
5%約2,000万円

利回りが1%変わるだけで、必要額が数百万円単位で動きます。高い利回りほど少ない元手で済みますが、後述するとおり「利回りが高い=正義」ではありません。

日本株の高配当株は、だいたい 利回り3〜4% が現実的なラインです。5%超は魅力的に見えますが、減配リスクや業績の理由を必ず確認する必要があります。

「手取り」で考えると、必要額はもっと増える

ここで見落としがちなのが 税金 です。

特定口座で配当金を受け取ると、20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)が引かれます。つまり「手取りで100万円」を目指すなら、税引き前では約125.5万円もらう必要があります。

手取り100万円に必要な投資額(特定口座・課税あり)はこうなります。

配当利回り必要な投資額(手取り100万円・特定口座)
3%約4,180万円
4%約3,140万円
5%約2,510万円

表面100万円のときと比べて、どの利回りでも 6〜8割ほど元手が余計に必要 になります。税金の重さがよくわかります。

ここでNISAが効いてくる

一方、新NISA口座で受け取った配当金は非課税です。だから「手取り100万円」でも、必要額は表面100万円のときと同じ。

配当利回り必要な投資額(手取り100万円・NISA非課税)
3%約3,333万円
4%約2,500万円
5%約2,000万円

特定口座と比べると、利回り4%なら 約640万円ぶん 必要額が少なくて済む計算です。同じ手取りを、より少ない元手で実現できる。NISAの非課税枠を優先して高配当株を置く意味が、ここにあります。

新NISAの仕組みや始め方は、こちらの記事にまとめています。あわせてどうぞ。

私の現在地:年間約50万円まで来た

理屈だけだと遠い話に感じるので、自分の実績を出します。

受取配当金(税引き後)
2023年約16万円
2024年約34万円
2025年約45万円
2026年(見込み)約50万円

高配当株を始めたのが2023年。3年ちょっとで、年16万円から約50万円まで増えてきました。詳しい推移は3年間の配当金推移の記事にまとめています。

目標の年200万円から見ればまだ4分の1ですが、通過点の100万円までは「あと半分」のところまで来ています。

50万円 → 100万円に必要な追加投資額

では、いまの約50万円を100万円にするには、あといくら投資が必要なのか。

NISA枠(非課税)で利回り4%の高配当株を買い増すと仮定すると、増やしたい配当は 年50万円ぶん。50万円 ÷ 4% = 約1,250万円 の追加投資が目安です。

つまり「あと1,250万円ぶんの高配当株を、利回り4%前後で積み上げれば、年100万円が見えてくる」という距離感です。特定口座で課税されるぶんまで含めれば、必要額はさらに増えます。

正直、1,250万円は一気に用意できる金額ではありません。でも、時間を味方につければ、全額を自力で入金する必要はないというのが、続けてきて分かったことです。

一気に貯めなくていい理由

配当金を増やす力は、入金だけではありません。

  1. 配当の再投資 — 受け取った配当で、また高配当株を買う。私は機械的に再投資しているわけではなく、「買いたい銘柄が単元で買えるタイミング」で動かしています。それでも、配当が次の配当を生む効果はじわじわ効いてきます。
  2. 増配 — 保有している企業が配当を増やせば、追加投資ゼロでも受取額が増えます。連続増配企業を持っておくメリットはここにあります。
  3. 毎年の積み立て — 給与から一定額を高配当株に回す。3年で16万→50万まで来たのも、この積み重ねです。

この3つが重なると、必要な「自力入金額」は計算上の1,250万円より少なくて済みます。ゴールまでの道のりは、思ったより一直線ではないということです。

気をつけている点

必要額の計算は「利回り」が命ですが、利回りだけで銘柄を選ぶのは危険だと考えています。

  • 高すぎる利回りは疑う — 株価が下がった結果として利回りが跳ね上がっているだけ、というケースがあります。業績や配当の持続性を必ず確認します。
  • 減配リスク — 計算は「利回りが将来も続く」前提。実際は減配もあります。1銘柄に賭けず、決算月も含めて分散しています。
  • 税金を前提に置く — 「配当100万円」と言うとき、それが表面か手取りかで必要額は大きく変わります。私は手取りベースで考えるようにしています。

まとめ

項目内容
表面100万円・利回り4%必要投資額 約2,500万円
手取り100万円・特定口座・利回り4%約3,140万円
手取り100万円・NISA非課税・利回り4%約2,500万円
私の現在地(2026見込み)年間約50万円
100万円までの追加投資(NISA・4%想定)約1,250万円

年100万円の配当金は、利回り4%なら約2,500万円が目安。決して小さくない金額ですが、税金の置き方(NISA活用)と、再投資・増配・積み立ての合わせ技で、道のりは少しずつ縮められます。

私はまだ道半ばですが、次の目標は通過点の100万円。進み具合は、これからも数字で記録していきます。

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※本記事は個人の投資記録および情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。配当利回り・税制は執筆時点のもので、将来変更される可能性があります。投資の最終判断は、必ずご自身の責任と判断で行ってください。

ちゃぴっと

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