【書評】『DIE WITH ZERO』を読んで決めた、配当金を経験のために使うという答え

自己投資

40代会社員のちゃぴっとです。

普段ブログでは「インデックス+日本の高配当株を淡々と積み上げる」という戦略を書いていますが、今回は少し違う角度の話。

ビル・パーキンスの 『DIE WITH ZERO(ダイウィズゼロ)』 を読んで、自分の資産活用の考え方が少し変わりました。

積み上げることだけを考えてきた私が、この本を読んで決めたのは — 配当金を経験のために使う ということ。今回はその気づきを書きます。


『DIE WITH ZERO』ってどんな本?

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』
著者:ビル・パーキンス/訳:児島修/出版社:ダイヤモンド社/2020年10月発売

📕 紙版Amazon楽天ブックス
📱 電子版Amazon Kindle楽天Kobo

著者ビル・パーキンスのメッセージは、タイトルそのもの:「死ぬまでに資産をゼロにする」

過剰に貯め込まず、お金を経験や思い出に変える ことが豊かさだと主張する1冊です。

主なテーマ:

  • お金は使うためにある(特に経験・思い出のため)
  • タイムバケット:年齢別にやりたいことを整理する
  • 遺産は生前に渡す(子供が一番必要な時期に)
  • 健康に投資する(健康寿命を伸ばすため)
  • 資産のピークは45〜60歳、その後は使う時期

2020年の発売以降、40代以降の読者を中心にロングセラーになっています。


印象に残った2つのメッセージ

私が特に響いたのは次の2つ。

1. お金は経験・思い出のために使う

「将来のためにお金を貯める」だけでは、経験を取りこぼす。家族旅行、健康投資、学び、人との時間 — これらは 若いうち(できるうち)にしかできない経験 がある。

本書では、「お金で経験を買う」 という考え方が繰り返し出てきます。経験は記憶になり、記憶は 配当のようにあとから何度も思い出して楽しめる 「思い出の配当(メモリーディビデンド)」と呼ばれます。

この概念に出会って、「貯めることだけが正解じゃない」と腹落ちしました。

2. 資産のピークは45〜60歳

著者の主張で特に刺さったのは、「資産のピークは45〜60歳、その後は使う時期」 という考え方。

40代の私にとってはまさに「今」がそのフェーズ。

  • 健康・体力:今後ゆるやかに下がる
  • 時間の価値:年齢とともに体験のハードルが上がる
  • 資産:放置すれば増えるが、使う機会は減る

お金は十分あるのに、健康と時間が足りない」状態にしないために、今から少しずつ「使う」を意識する必要があると考えるようになりました。


私の答え:配当金を経験のために使う

ただ、私は「淡々と積み上げる」スタンスは変えるつもりはありません。インデックス(オルカン+楽天VTI)の毎月積立も、日本の高配当株の保有も、続けていきます。

その上で、この本から取り入れたいのが 「配当金を経験のために使う」 という方針。

そして私が掲げる中長期目標は 「年200万円の配当を受け取る」 こと。この200万円を丸ごと経験に変える のが、自分なりの『DIE WITH ZERO』の答えです。

なぜ「配当金」を使うのか

  • インデックスは長期で増える資産(売却益狙い)→ これは積み上げ続ける
  • 日本の高配当株は 毎年配当が入ってくる(NISA非課税も含めて)→ これは経験に使う

つまり、資産形成のコア(インデックス+元本)は崩さず、配当金というキャッシュフローを経験に回す という設計です。

具体的には、家族旅行・趣味・学びの場・健康投資など。配当金が出るたびに「次は何を経験するか」を考える スタイルです。

これなら無理なく続けられる

「お金を使い切れ」と言われると、ゆるFIRE目標と矛盾する ようで抵抗があります。でも:

  • 元本・インデックスはそのまま育てる
  • 配当という「キャッシュフロー」だけを経験に変える

これなら、淡々と積み上げる戦略を維持したまま、経験への投資も増やせる。両立できる答えです。

「ガチFIRE」ではなく「ゆるFIRE」だからこそ

これは「最短でFIRE達成」を目指すガチFIRE戦略とは少し違います。配当を全部再投資した方が、資産形成のスピードは確実に速い。

でも私が目指すのは 「ゆるFIRE」 — 急がず、楽しみながら、長く続けるFIRE。

収入の種類 用途 役割
給与 生活費+積立 資産形成のメインエンジン
配当(年200万目標) 経験消費 今を楽しむ/思い出の配当
インデックスの含み益 触らない 長期セーフティネット(複利継続)

この 3層の使い分け が、私の「ゆるFIRE」の中身です。


「配当を経験に変える」の実例(年200万円の使い道イメージ)

中長期目標の 年200万円の配当 を、ざっくり以下のような配分で経験に変えたいと考えています。

項目 想定金額/年 内容
家族の体験 約100万円 年1〜2回の少し贅沢な旅行、家族イベント
健康投資 約30万円 人間ドック充実版、ジム・運動習慣
自分の学び 約30万円 書籍・セミナー・資格取得
時間を買う 約40万円 家事の外注・移動の最適化(タクシー・グリーン車等)
合計 約200万円

配当が入ったら「今回は何に使う?」を意識する。淡々と積み上げる戦略の中で、配当金だけは流動性高くキャッシュとして使う イメージです。


まとめ:積立を続けつつ、配当金を経験に変える

項目 内容
本のタイトル DIE WITH ZERO(ダイウィズゼロ)
著者 ビル・パーキンス
主なメッセージ お金は経験のため、資産ピークは45〜60歳、使うことも大事
私の取り入れ方 配当金を経験のために使う
中長期目標 年200万円の配当を経験に変える
変えないこと インデックス積立・高配当株の保有・元本
変えること 配当の使い道(再投資だけでなく経験消費にも回す)

本書を全面的に受け入れて「資産をゼロに」する気はありません。でも、配当という流れてくるキャッシュフローを、貯めるだけでなく経験に変える という発想は、40代の今の自分にぴったりだと思いました。

積立は続ける、年200万円の配当を経験に変える

「貯める」と「使う」の両方を抱える戦略で、私はゆるFIREに向かっていきます。


本記事で紹介した本

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』
著者:ビル・パーキンス/訳:児島修/ダイヤモンド社

📕 紙版

📱 電子書籍版


※当記事には、もしもアフィリエイトを利用した広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)が含まれます。リンク経由で商品が購入された場合、当ブログに紹介料が入ります。紹介する書籍はすべて私自身が実際に読んだ本のみです。

ちゃぴっと

コメント

タイトルとURLをコピーしました