保有日本株をセクター別に円グラフ化してみた — 比率と配当で見るポートフォリオ見直し

株の学び場

※本記事にはプロモーションが含まれます。

40代会社員のちゃぴっとです。

前回、保有日本株を全銘柄公開しました。銘柄を一覧にしてみて気になったのが「セクターの偏り」です。分散しているつもりでも、実際に比率を出してみないと本当のところは分かりません。

そこで今回は、保有38銘柄(評価額約2,593万円)を東証33業種ベースでセクター別に集計し、①評価額の比率、②受け取っている配当の比率、の2つの軸で眺めてみました。見えてきた偏りと、これからの方針をまとめます。

基準は前回と同じ2026年9月18日(金)終値、特定口座とNISA成長投資枠の合算です。

セクター別比率(評価額ベース)

保有日本株のセクター別比率の円グラフ(2026年9月18日終値)

上位だけ切り出すと海運業12.1%が最大。全21セクターの並びは横棒グラフのほうが分かりやすいので、こちらもどうぞ。

保有日本株のセクター別評価額の横棒グラフ(全21セクター)

セクター別の内訳(全21セクター)

セクター評価額比率銘柄
海運業3,147,300円12.1%川崎汽船
機械2,384,650円9.2%三菱重工業、IHI
卸売業2,368,200円9.1%三菱商事、あらた、デリカフーズHD、稲畑産業
その他金融業1,892,400円7.3%オリックス、三菱HCキャピタル、日本取引所グループ
非鉄金属1,787,000円6.9%JX金属
情報・通信業1,653,720円6.4%KDDI、コムチュア、クレスコ、アイティフォー、NTT
銀行業1,573,500円6.1%三菱UFJFG、みずほFG
鉱業1,565,200円6.0%INPEX
輸送用機器1,313,650円5.1%いすゞ自動車、ヤマハ発動機
証券・商品先物1,308,800円5.0%SBIホールディングス
医薬品1,180,350円4.6%アステラス製薬、日本新薬、武田薬品
建設業1,025,900円4.0%積水ハウス、四電工
倉庫・運輸関連1,022,700円3.9%三井倉庫HD
REIT(ETF)792,120円3.1%NF・J-REIT
鉄鋼695,000円2.7%日本製鉄
食料品688,600円2.7%日本たばこ産業
電気機器664,800円2.6%ソシオネクスト、ローム
化学295,850円1.1%ライオン、高圧ガス工業
小売業248,572円1.0%ツルハHD
ゴム製品200,200円0.8%フコク
サービス業119,300円0.5%船井総研HD
合計25,927,812円100%38銘柄

※業種は東証33業種の分類をベースにしています。NF・J-REIT(1343)はETFのため「REIT(ETF)」として別枠にしました。

配当ベースでも見てみる

軸が「配当をもらいながら長く持つ」なら、評価額だけでなくどのセクターから配当を受け取っているかも見ておくべきだと考えて、直近1年の実績配当(概算・税引前)でも集計しました。年間の受取配当は概算で約72万円。セクター別の上位はこうなりました。

セクター年間配当(概算)配当構成比(参考)評価額比率
海運業108,000円15.0%12.1%
鉄鋼72,000円10.0%2.7%
卸売業62,000円8.6%9.1%
情報・通信業57,020円7.9%6.4%
その他金融業55,410円7.7%7.3%
鉱業42,400円5.9%6.0%
医薬品40,200円5.6%4.6%
REIT(ETF)39,018円5.4%3.1%
…………
機械16,500円2.3%9.2%
電気機器10,000円1.4%2.6%

※直近1年(2025年9月〜2026年9月)に権利落ちした配当・分配金の実績×保有株数で計算した概算です。NISAの非課税は考慮していません。

この表で2つのことがはっきりしました。

  • 海運への依存は配当ベースだとさらに大きい(15.0%)。川崎汽船1銘柄に配当の1.5割を頼っている形で、海運は業績変動が大きいセクターなので、減配が来れば受取配当に直撃します
  • 機械は評価額9.2%に対して配当は2.3%。三菱重工とIHIは値上がりでポートフォリオの主役級になりましたが、配当の担い手としてはほとんど働いていません

円グラフにして分かった3つのこと

1. 最大セクターは海運の12.1%。しかも1銘柄

いちばん目立つのが海運業の12.1%です。しかも中身は川崎汽船1銘柄。特定口座とNISAの両方で持っているうちに、気づけばポートフォリオ最大の存在になっていました。含み益は2口座合わせて+145万円ほどあるのでありがたい話なのですが、1銘柄で全体の1割超、配当の15%はさすがに重いというのが正直な感想です。

2. 「1銘柄で1セクター」が意外と多い

非鉄金属(JX金属)、鉱業(INPEX)、証券(SBIホールディングス)、倉庫・運輸(三井倉庫HD)、鉄鋼(日本製鉄)、食料品(JT)——このあたりはすべて1銘柄構成です。セクター分散をしているようで、実態は「特定の銘柄への集中」と紙一重。銘柄単位で見ると、川崎汽船(12.1%)、IHI(7.7%)、JX金属(6.9%)の上位3銘柄で全体の4分の1を超えます。

3. 持っていないセクターが13もある

東証33業種のうち、私のポートフォリオにない業種を挙げてみます。

水産・農林業/繊維製品/パルプ・紙/石油・石炭製品/ガラス・土石製品/金属製品/精密機器/その他製品/電気・ガス業/陸運業/空運業/保険業/不動産業

の13業種です(不動産はJ-REITのETFで代替している形)。このなかには、保険業や石油・石炭製品、電気・ガス業のように配当利回りの高い銘柄が多いセクターも含まれています。「分散しているつもり」でしたが、地図の3分の1以上が白紙でした。

これからの見直し方針

比率と配当の両方を眺めて、方針を2つ決めました。

① 配当軸に合わない銘柄が見えた。ただし、今年は売らない

いまの軸は「配当をもらいながら長く持つ」です。この軸で見ると、値上がり益を狙って買った三菱重工業・ソシオネクスト・ロームの3銘柄は役割がずれてきています。3銘柄の評価額は合計約105万円に対し、直近1年の受取配当は合計12,500円。利回りにすると約1.2%で、ポートフォリオ全体の約2.8%を大きく下回ります。

それでも、今年は売却しないことにしました。理由はNISAの成長投資枠がもうあまり残っていないからです。いま売っても、その資金で高配当株に買い直すなら課税口座で買うことになり、配当に約20%の税金がかかり続けます。それなら来年のNISA枠が復活してから、枠と相談しながら入れ替えを考えるほうが合理的だと判断しました。売却候補として頭に置きつつ、今年は動きません。

② 次の買いは「白紙の13セクター」の高配当銘柄から探す

新しく買うなら、配当の厚いセクターへ。買い候補は、持っていない13セクターのうち配当利回りの高い銘柄が多い保険業・電気・ガス業・石油・石炭製品あたりから探すつもりです。空白を埋めれば配当の分散にもなるので、一石二鳥を狙います。銘柄が決まったら、また記事にします。

まとめ

  • 保有38銘柄をセクター別に集計すると、最大は海運業の12.1%(川崎汽船1銘柄)。配当ベースでは15.0%とさらに偏る
  • 「1銘柄で1セクター」が多く、分散しているようで銘柄集中の面がある
  • 東証33業種のうち13業種が白紙。保険・電気ガスなど高配当セクターも残っている
  • 方針①: 三菱重工・ソシオネクスト・ロームは配当軸に合わないが、NISA枠が残り少ない今年は売却せず、来年の枠復活後に入れ替えを検討
  • 方針②: 次の買いは白紙セクターの高配当銘柄から。候補選びは次回以降の記事で

全銘柄の株数・取得単価は「保有日本株を全銘柄公開(2026年9月版)」に載せています。月末には恒例の含み益振り返りも更新予定です。

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※当ブログは特定の銘柄の購入を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。

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