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40代会社員のちゃぴっとです。
このブログでは配当と積立の話ばかり書いてきましたが、今回は少し毛色の違う話です。ゆるFIREを目指すうえで、配当利回りより先に効いてくるのは「入金力」。そして入金力を上げる手段は、節約と昇給だけではありません。
今年の1月から、家に眠っていた不用品をメルカリで売り続けてみました。9ヶ月で40品・純利益41,634円。売ったもの・手数料・送料まで全部記録していたので、そのまま公開します。
9ヶ月の売上サマリー
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 売却額(合計) | 54,709円 |
| 販売手数料(10%) | ▲5,470円 |
| 送料 | ▲6,805円 |
| 梱包資材費 | ▲800円 |
| 純利益 | 41,634円 |
期間は2026年1月9日〜9月13日、40品です。1品あたりの平均純利益は約1,040円。「たいした額じゃない」と思うかもしれませんが、これはもともとゼロ円どころか、置き場所を取るだけだったモノが化けたお金です。
何を売ったのか — 中身は釣具とCDと本
| カテゴリ | 件数 | 純利益 |
|---|---|---|
| 釣具(メタルジグ・ルアー・餌木・仕掛けなど) | 30件 | 33,230円 |
| CD(メタル・ロック系) | 6件 | 5,400円 |
| 本 | 4件 | 3,004円 |
| 合計 | 40件 | 41,634円 |
私の趣味は釣りなのですが、釣具箱の中には「買ったけど出番のないルアー」が想像以上に溜まっていました。使わないメタルジグや餌木をセットにして出すと、これが意外なほど売れます。最高額はビシ・コマセカゴ5個セットの6,500円(純利益5,375円)でした。
CDはChildren of BodomやSlayerなどメタル系。サブスク時代でも、この辺りは根強く買い手がつきます。
月別の推移 — 続けるとこうなる
| 月 | 件数 | 純利益 |
|---|---|---|
| 1月 | 10件 | 8,190円 |
| 2月 | 7件 | 4,014円 |
| 3月 | 5件 | 6,300円 |
| 4月 | 3件 | 2,826円 |
| 5月 | 0件 | 0円 |
| 6月 | 6件 | 7,425円 |
| 7月 | 2件 | 900円 |
| 8月 | 3件 | 3,274円 |
| 9月(13日まで) | 4件 | 8,705円 |
最初の月が一番売れて、そのあとは波があります。5月はゼロ。それでもやめずに出品を続けていると、月平均で約4,600円になりました。
やってみて分かったコツ4つ
1. 送料は「ゆうパケットポストmini」で徹底的に抑える
40件中37件をゆうパケットポストmini(送料160円)で発送しました。ルアーやCDのような小物はほぼこれで収まります。売値1,000円の品でも、送料が160円なら手数料10%を引いても手元に700円以上残る。小物を売るなら、この送料に収まるかどうかが利益の分かれ目です。
2. 単品で売れないものは「セット」にする
餌木2個セット、メタルジグ3個セット——単品400円のものでも、まとめると買い手がつきやすくなります。送料も1回分で済むので利益率も上がります。
3. 記録をつける
私はスプレッドシートに売却日・売値・手数料・送料・純利益を1件ずつ記録しています。面倒に見えますが、「手数料と送料を引いたら手元にいくら残るか」の感覚が身につくと、値付けで失敗しなくなります。この感覚、実は株の売買コストの感覚とまったく同じです。
4. 説明文と値付けはAIに任せる
出品の手間で一番重いのは説明文と値付けです。私は写真を撮ってAI(ChatGPTやClaudeなど)に渡すだけで、商品名の特定から説明文の作成、メルカリ相場のリサーチと値付け候補まで出してもらっています。私がやるのは提案された内容を確認して微修正するだけ。後述の「1品20〜30分」という手間も、AIを使い始めてからかなり短縮できました。
正直なデメリットも書いておきます
- 手間はかかる。撮影・出品・梱包・発送で1品あたり20〜30分。時給換算すると割に合わない品も正直あります
- 売れないものは売れない。5月のように1品も売れない月もあります。出品してから数ヶ月動かないものも
- 値下げ交渉が来る。コメント対応が苦手な人には地味にストレスです
「1品ずつは無理」という人は宅配買取という手もある
ここまで読んで「40品も1品ずつ出品するのは無理」と思った人もいるはずです。実際、メルカリは手間と引き換えに手取りを最大化する方法なので、時間がない人には宅配買取のほうが向いています。段ボールに詰めて送るだけで、査定から入金まで完結します。
私の売った品目でいえば、CDと本はまさに宅配買取の得意分野です。この分野で老舗なのがネットオフ
で、本・CD・DVD・ゲームを段ボールに詰めて送るだけ。送料無料・自宅集荷無料で、段ボールも6箱まで無料でもらえます。
メルカリとの使い分けはシンプルで、1品1,000円以上つきそうなものはメルカリ、それ以下の大量の本・CDは宅配買取が目安です。買取価格はメルカリの手取りより下がるのが普通ですし、値がつかず返送になると返送料がかかる場合もあります。それでも、100冊を1品ずつ出品する時間を考えれば十分に合理的な選択肢です。
また、古いパソコンや壊れた家電のようにそもそも値がつかないものは、売るのではなく処分に回します。この場合はリネットジャパン
という選択肢があります。環境省・経済産業省から認定を受けた宅配便回収サービスで、段ボールに詰めて回収を申し込むだけ。パソコン本体を含む回収なら1箱分の回収料金が無料になります(通常1箱1,500円)。「売れないから」と部屋に置きっぱなしにするより、片付けて出品スペースを空けるほうが得です。
使っている梱包資材はこれだけ
梱包はお金をかけないのが鉄則です。私が使っているのは次の3つだけで、40件の資材費は合計800円(1件あたり20円)でした。
- ゆうパケットポストmini専用封筒(20円) — 郵便局で買えます。40件中37件はこれ
- OPP袋(テープ付き) — 商品を水濡れから守る透明袋。テープ付き100枚で600円台なので、1枚あたり数円です
- プチプチ(緩衝材) — ルアーなど割れ物系に。メルカリで届いた荷物の緩衝材を再利用すれば実質0円。足りなくなったらロール買いが一番安上がりです
売上金の行き先 — 「不用品→入金力」という考え方
売上金はすべて投資用資金に回しています。41,634円あれば、私の保有株でいえば単元未満ではなくNTT(177円×100株=17,730円)が2単元買えて、まだお釣りが来る金額です。
不用品売買のいいところは、家計を1円も切り詰めずに入金力が増えることです。節約は続けるほど苦しくなりますが、不用品は売るほど部屋が片付く。ゆるFIREを目指す身としては、これほど筋のいい「労働収入以外のお金」はないと思っています。
なお、生活用の不用品(衣類・本・CD・趣味用品など)の売却益は、原則として所得税がかかりません(貴金属や骨董で1個30万円を超えるようなものは別です)。ただし営利目的で仕入れて売る「せどり」は課税対象になるので、そこは混同しないようにしています。
まとめ
- 9ヶ月・40品で純利益41,634円。中身は釣具・CD・本という「趣味の残骸」
- 送料160円のゆうパケットポストminiに収まる小物が利益を出しやすい
- 単品で弱いものはセット売り。記録をつけると値付けが上手くなる
- 手間はかかるし売れない月もある。それでも家計を削らず入金力が増えるのは大きい
- 売上金は投資用資金へ。「モノ→現金→配当を生む資産」に変えていきます
売上金の投資先については「年100万円の配当金をもらうには、いくら投資が必要か」もあわせてどうぞ。
※本記事は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。
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