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40代会社員のちゃぴっとです。
夕方のニュースで「今日の日経平均は◯円高(安)でした」って、毎日のように流れますよね。でも、そもそも「日経平均株価」って何の数字なのか、ちゃんと説明できる人は意外と少ない気がします。
私自身、投資を始めたばかりの頃は「日本の株全部の平均かな?」くらいのふわっとした理解でした。今日は、その日経平均を初心者向けにかみ砕いて解説します。個別の高配当株を中心に持っている私が、この指標を実際どう見ているかも最後に添えます。
そもそも日経平均株価とは?
ひとことで言うと、日本を代表する225社の株価をもとに算出される株価指数です。日本経済新聞社が算出・公表しています。「日経225」と呼ばれることもあります。
対象は、東京証券取引所プライム市場に上場している銘柄のなかから選ばれた225社。トヨタやソニー、ユニクロのファーストリテイリングといった、名前を聞いたことのある大企業が並びます。
算出が始まったのは1950年。70年以上の歴史があり、日本の株式市場全体の「今日の空気」をざっくり測る“体温計”のような存在です。
どうやって計算している?(株価平均型)
日経平均のポイントは、その計算方法にあります。225社の株価を合計して、特別な割り算をする「株価平均型」という方式です。
イメージとしては「225社の株価の平均値」に近いのですが、そのまま単純平均すると困ることが起きます。たとえば、ある会社が株式分割(1株を2株に分けるなど)をすると、株価は理屈のうえで半分になります。会社の中身は変わっていないのに、平均値だけがガクンと下がってしまう。これでは指数として使えません。
そこで、こうしたズレを吸収するために「除数(じょすう)」という調整用の数字で割っています。銘柄の入れ替えや株式分割があるたびに除数を調整することで、指数が過去とつながった連続性を保てるようになっています。
「値がさ株」の影響が大きいクセ
株価平均型のいちばん大事なクセが、これです。株価そのものが高い銘柄(値がさ株)ほど、日経平均への影響が大きくなるという点。
たとえばファーストリテイリング(ユニクロ)や東京エレクトロン、アドバンテストといった株価の高い銘柄は、1社動くだけで日経平均を大きく上下させます。逆に、会社の規模(時価総額)が大きくても株価そのものが低い銘柄は、意外と影響が小さかったりします。
「日経平均が上がった=日本の会社全部が上がった」とは限らない。一部の値がさ株が引っ張っているだけ、というケースもある。ここは覚えておくと、ニュースの見え方が変わります。
(なお、特定の1銘柄の影響が大きくなりすぎないよう、比率に上限を設ける調整も導入されています。)
構成銘柄は入れ替わる
日経平均の225銘柄は、ずっと固定されているわけではありません。年2回、4月と10月に定期的な見直しが行われ、市場での売買のしやすさ(流動性)や業種のバランスをもとに、入れ替えが実施されます。
勢いのある会社が新しく採用され、存在感が薄れた会社が外れる。指数そのものが、少しずつ時代に合わせて中身を入れ替えている、というイメージです。
日経平均で「わかること」と「わからないこと」
日経平均は便利な指標ですが、万能ではありません。整理しておきます。
わかること
- 今日の日本株全体が、ざっくり上げ相場か下げ相場か
- 過去と比べて、今の相場が高い局面か低い局面か
- 世界的なニュース(米国株・為替など)に日本市場がどう反応したか
わかりにくいこと
- 個別の会社の調子(225社の平均なので、自分の持ち株とは連動しないことも多い)
- 日本経済そのものの実力(値がさ株の偏りがあるため)
つまり日経平均は「日本株相場のざっくりした体温計」。細かい体調まではわからない、くらいの距離感で見るのがちょうどいいと思っています。
日経平均に投資することもできる
「じゃあ日経平均そのものを買えないの?」という疑問も出てきますよね。答えは、買えます。
日経平均に連動するように作られた「日経225連動型」の投資信託やETFがあり、これを買えば日経平均とほぼ同じ値動きを狙えます。1本で225社にまとめて分散投資できる、という手軽さがあります。
(投資信託とETF、それぞれの違いや使い分けは別の記事にまとめています。あわせてどうぞ → 投資信託とETFの違いは? — 両方持っている私の使い分け)
(もう一つの代表的な指数「TOPIX(東証株価指数)」については、こちらで解説しています。日経平均との違いもまとめました → TOPIX(東証株価指数)とは? — 日経平均とどう違う?)
私の使い方(等身大)
最後に、私自身が日経平均をどう扱っているかを正直に書きます。
私は個別の高配当株を中心に持っていて、インデックス投資のほうは全世界株式(オルカン)と米国株式(VTI)の投資信託を積み立てています。つまり、日経225連動の商品は今のところ持っていません。
理由はシンプルで、日本一国に集中するより、世界全体に分散したいから。日本の会社を応援したい気持ちはありますが、資産を託す先としては「地域を広げておきたい」というのが私の考えです。これは正解・不正解の話ではなく、あくまで私の選び方です。
じゃあ日経平均を見ていないかというと、そうでもありません。「今日は買い場っぽいか、それとも様子を見るか」の空気を測る指標として、毎日ちらっとチェックしています。個別株を買い増すタイミングを考えるうえで、相場全体の体温計として役立っているんです。
日経平均は「投資対象」としてより、「相場を読むものさし」として付き合う。今の私の距離感は、そんな感じです。
(相場と長く付き合ううえでは、“いつ売って使うか”の視点も大事だと思っています。よければこちらも → インデックス投資の「出口戦略」— いつから取り崩す?)
まとめ
日経平均株価のポイントを、最後に整理します。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 何の数字? | 日本を代表する225社の株価から算出する指数 |
| 算出 | 日本経済新聞社(1950年〜) |
| 計算方法 | 株価平均型(値がさ株の影響が大きい) |
| 見直し | 年2回(4月・10月)に銘柄入れ替え |
| 投資は? | 日経225連動の投信・ETFで可能 |
ニュースの「日経平均◯円高」が、少し立体的に聞こえるようになったら嬉しいです。数字の意味がわかると、相場との付き合い方も落ち着いてきます。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄・商品の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断は、ご自身の責任でお願いします。
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