40代会社員のちゃぴっとです。
昨日(2026年9月24日)の日経平均は、終値65,513円でした。
こうしてさらっと書きましたが、よく考えるとすごい数字です。私が投資を始めた5年前、日経平均は「3万円に届くか届かないか」で大騒ぎしていました。そして私が子どもの頃から、バブル期の最高値38,915円は「二度と戻れない過去」の代名詞として語られてきました。
その38,915円を超えたのが2024年。そこからわずか2年ちょっとで、日経平均は72,366円という史上最高値まで駆け上がりました。
今回は、バブルの頂点(1989年)から現在(2026年9月)までの37年間の日経平均の推移を、1枚のチャートと年表で振り返ります。私はバブルを知らない世代です。だからこそ、この歴史をデータで眺めたときに見えてくる「学び」を、同じ世代の目線でまとめてみました。
まずは37年間を1枚のチャートで

一目でわかるのは、「山→長い谷→山」という極端な形です。
| 節目 | 日付 | 終値 |
|---|---|---|
| バブルの頂点 | 1989/12/29 | 38,915円 |
| バブル後最安値 | 2009/3/10 | 7,054円 |
| 34年ぶり最高値更新 | 2024/2/22 | 39,098円 |
| 史上最高値 | 2026/6/25 | 72,366円 |
| 現在 | 2026/9/24 | 65,513円 |
1989年:バブルの頂点
1989年12月29日、その年最後の取引日(大納会)に、日経平均は終値38,915円という当時の史上最高値をつけました。
1985年末の日経平均は13,083円。つまりわずか4年で約3倍になった計算です。土地も株も「持っていれば上がる」が常識だった時代——と言っても、私はこの熱狂を知りません。物心ついたときには、バブルはすでに「崩壊したもの」でした。
1990年〜2012年:失われた時代
年が明けた1990年から、日経平均は転がり落ちていきます。
- 2003年4月28日:7,607円(ITバブル崩壊・金融不安の底)
- 2009年3月10日:7,054円(リーマン・ショック後のバブル後最安値)
頂点の38,915円から7,054円まで、下落率は約82%。バブルの頂点で日経平均に投資していたら、資産が5分の1以下になった計算です。しかも高値を回復するまで34年かかりました。
私たちの世代が親や職場の先輩から「株は怖い」「投資なんてギャンブル」と言われて育ったのは、この時代を大人として生きた人たちの実感だったのだと、この数字を見ると納得がいきます。
2013年〜2023年:長い回復の道のり
アベノミクス以降、日経平均はじわじわと水準を切り上げていきます。2万円台を回復し、コロナショック(2020年)で急落しつつも、金融緩和を背景に3万円台へ。
私が楽天VTIを5万円分買って投資デビューしたのは、ちょうどこの頃(5年前)です。当時は日経平均が3万円の大台に乗るかどうかがニュースになっていました。「バブル超え」なんて、まだ誰も本気にしていなかったと思います。
2024年2月22日:34年ぶりの最高値更新
そして2024年2月22日、日経平均は終値39,098円をつけ、1989年の高値をついに更新しました。34年ぶりです。同年3月4日には史上初の4万円台に乗せました。
ただし、ここからが一本調子だったわけではありません。
- 2024年8月5日:1日で4,451円安の31,458円。下げ幅は歴代最大でした
- 2025年4月7日:米国の関税ショックで2,644円安の31,136円。下げ幅歴代3位、先物にはサーキットブレーカーも発動しました
最高値更新のわずか半年後に歴代最大の暴落が来る。このジェットコースターぶりが、株式市場の現実です。
2025年〜2026年:AI相場で未知の領域へ
暴落のたびに「今度こそ終わり」と言われながら、相場は切り返してきました。
| 節目 | 日付 | 終値 |
|---|---|---|
| 初の45,000円台 | 2025/9/18 | 45,303円 |
| 初の5万円台 | 2025/10/27 | 50,512円 |
| 初の6万円台 | 2026/4/27 | 60,537円 |
| 初の7万円台 | 2026/6/18 | 71,053円 |
| 史上最高値 | 2026/6/25 | 72,366円 |
背景にあるのはAI・半導体ブームと円安です。5万円台から6万円台には約6ヶ月かかりましたが、6万円台から7万円台は2ヶ月かかりませんでした。プロの間でも「まさかの急騰劇」と言われるペースです。
その後は調整が入り、2026年9月24日時点の終値は65,513円。高値からは約9.5%下の水準にいます。
バブルを知らない世代がこの37年から学んだこと
学び1:指数ですら「30年以上戻らない」ことがある
「インデックスは長期で持てば報われる」とよく言われますが、日経平均は高値回復に34年かかりました。一つの国の、一つの時点に、一括で全力投資することのリスクがこの数字に詰まっています。私が積立で時間を分散し、オルカンで地域も分散しているのは、この歴史があるからです。
学び2:暴落は毎回「今回こそ終わり」の顔をしてやって来る
2024年8月の歴代最大の下げも、2025年4月の関税ショックも、渦中では「ここから長い下落が始まる」ように見えました。私も含み益が数日で溶けていくのを眺めていました。それでも売らずに積立と保有を続けた結果が、今の水準です。未来がどうなるかは分かりませんが、「暴落時に慌てて売る」が過去37年で一番報われなかった行動であることは、チャートが示しています。
学び3:日経平均だけが日本株ではない
日経平均は株価の高い一部の銘柄に動きが左右される「株価平均型」の指数です。指数が最高値でも自分の保有株はそれほど上がらない、ということは普通に起きます。このあたりは 日経平均が最高値更新、なのに私の保有株はあまり上がらない理由 で詳しく書きました。
指数の高値に浮かれず、暴落に怯えすぎず。私のスタンスは 日経平均最高値でも焦らない — 淡々と積み上げる私のスタンス に書いたとおり、今も変わっていません。
まとめ:37年の年表
| 年月日 | 出来事 | 終値 |
|---|---|---|
| 1989/12/29 | バブルの頂点(当時の史上最高値) | 38,915円 |
| 2003/4/28 | ITバブル崩壊・金融不安の底 | 7,607円 |
| 2009/3/10 | バブル後最安値(高値から約82%下落) | 7,054円 |
| 2024/2/22 | 34年ぶりに最高値更新 | 39,098円 |
| 2024/3/4 | 史上初の4万円台 | 40,109円 |
| 2024/8/5 | 歴代最大の下げ幅(−4,451円) | 31,458円 |
| 2025/4/7 | 関税ショック(下げ幅歴代3位) | 31,136円 |
| 2025/10/27 | 初の5万円台 | 50,512円 |
| 2026/4/27 | 初の6万円台 | 60,537円 |
| 2026/6/25 | 史上最高値 | 72,366円 |
| 2026/9/24 | 現在 | 65,513円 |
バブルを知らない世代の私にとって、38,915円は長らく「歴史の教科書の数字」でした。それが更新され、いまや通過点になった。次の10年がどうなるかは誰にも分かりませんが、この37年のチャートは「市場に居続けた人だけが回復と上昇を取れた」ことを教えてくれます。
私はこれからも、積立と配当の記録を淡々と続けていきます。
※当ブログは特定の銘柄・指数への投資を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。
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