こんにちは、ちゃぴっとです。
月末恒例の、日本株と国内ETFの含み益の振り返りです。
前回の9月末の記事では、含み益は約+1,132万円でした。今回は10月31日未明に取得した保有明細を使い、10月末の状況をまとめます。
含み益の合計は、+10,580,652円。約+1,058万円です。9月末の集計記録と比べると、736,284円、約74万円減りました。
ただ、口座別に見ると動きは分かれています。特定口座の含み益は減り、NISA成長投資枠は増えました。全体の数字と、その中身を順番に見ていきます。
まずは全体:特定口座は約107万円減、NISAは約33万円増
「含み益」は、まだ売っていない保有分について、今の評価額が取得額をどのくらい上回っているかを表す数字です。下回っている分は「含み損」と呼びます。以下の合計は、含み益と含み損を差し引いた金額です。
| 区分 | 9月末の含み損益 | 10月末の含み損益 | 前月の記録との差 |
|---|---|---|---|
| 特定口座 | +9,298,930円 | +8,232,729円 | ▲1,066,201円 |
| NISA成長投資枠(ETF含む) | +2,018,006円 | +2,347,923円 | +329,917円 |
| 合計 | +11,316,936円 | +10,580,652円 | ▲736,284円 |
特定口座で約107万円減った一方、NISAでは約33万円増えたため、合計の減少は約74万円となりました。
ここで気をつけたいのは、「含み益が74万円減った」と「10月に74万円の損失が確定した」は違うという点です。
例えば、含み益のある株を売ると、その株の含み益は保有残高から外れます。反対に、買い増しをすれば株数や平均取得単価が変わります。月末の含み損益の差だけでは、売買による影響まで分けられません。
今回は保有明細を使った月末同士の比較です。配当や売却済みの損益は含めず、月間の運用利回りとしても扱っていません。
保有の内訳:特定27銘柄、NISA17銘柄
今回の明細は、特定口座が27銘柄、NISA成長投資枠が17銘柄です。NISAには国内ETFのNF・J-REIT(1343)を420口含めています。
足すと44件になりますが、これは口座ごとに数えた件数です。同じ銘柄を二つの口座で持っている場合もあるため、重複を除くと39銘柄(個別株38銘柄+ETF1本)になります。
両方の口座にあるのは、デリカフーズHD、コムチュア、日本製鉄、ヤマハ発動機、川崎汽船の5銘柄です。口座が分かれていても、同じ会社の株価の影響を受ける点は変わりません。
9月末の記事では特定24銘柄、NISA17銘柄でした。また、9月の保有全銘柄一覧にはなかった特定口座の保有分として、今回は次の3件が確認できます。
| 銘柄 | コード | 特定口座の数量 | 10月末の含み損益 |
|---|---|---|---|
| デリカフーズHD | 3392 | 100株 | ▲3,800円 |
| 伊澤タオル | 365A | 100株 | ▲900円 |
| コムチュア | 3844 | 100株 | ▲100円 |
この表は保有明細の違いを整理したものです。売買の日付や理由は今回の資料だけでは確認できないため、取引の経緯までは書いていません。
内訳①:特定口座の含み益は約+823万円
特定口座27銘柄の含み益は、+8,232,729円です。含み益の大きい順に10銘柄を並べると、次のようになります。
| 銘柄 | コード | 数量 | 平均取得単価 | CSVの現在値 | 含み損益 |
|---|---|---|---|---|---|
| IHI | 7013 | 700株 | 459円 | 2,330.5円 | +1,310,050円 |
| JX金属 | 5016 | 500株 | 855円 | 2,955円 | +1,050,000円 |
| 三菱商事 | 8058 | 300株 | 2,207円 | 4,805円 | +779,400円 |
| 三井倉庫HD | 9302 | 300株 | 1,168円 | 3,240円 | +621,600円 |
| 川崎汽船 | 9107 | 300株 | 1,549円 | 3,520円 | +591,300円 |
| SBIホールディングス | 8473 | 400株 | 1,471円 | 2,866.5円 | +558,200円 |
| みずほFG | 8411 | 100株 | 2,770円 | 7,749円 | +497,900円 |
| 三菱UFJFG | 8306 | 200株 | 1,096.49円 | 3,447円 | +470,101円 |
| 日本たばこ産業(JT) | 2914 | 100株 | 3,102.75円 | 7,247円 | +414,425円 |
| 四電工 | 1939 | 300株 | 768円 | 2,149円 | +414,300円 |
上位はIHIとJX金属です。2銘柄を合わせた含み益は+2,360,050円、約236万円でした。
9月末の記録ではIHIが+1,563,450円、JX金属が+1,360,000円だったので、それぞれ約25万円、31万円減っています。含み益の大きい銘柄だけに、月末の合計額にも影響する動きです。
一方、特定口座で含み損となっているのは4銘柄でした。ソシオネクストが▲67,600円、デリカフーズHDが▲3,800円、伊澤タオルが▲900円、コムチュアが▲100円です。
※表の平均取得単価はCSVの表示値です。含み損益はCSVの取得総額に基づく金額を採用しているため、表示単価に数量を掛けた計算とは、端数処理によって数円程度ずれる場合があります。以下のNISAの表も同じ扱いです。
内訳②:NISA成長投資枠・ETFの含み益は約+235万円
NISA成長投資枠17銘柄の含み益は、+2,347,923円。9月末の記録より329,917円増えました。
こちらは全17銘柄を、含み損益の大きい順に載せます。
| 銘柄 | コード | 数量 | 平均取得単価 | CSVの現在値 | 含み損益 |
|---|---|---|---|---|---|
| 川崎汽船 | 9107 | 600株 | 2,039.16円 | 3,520円 | +888,501円 |
| INPEX | 1605 | 400株 | 1,948.5円 | 4,065円 | +846,600円 |
| 武田薬品 | 4502 | 100株 | 4,217円 | 6,651円 | +243,400円 |
| ヤマハ発動機 | 7272 | 300株 | 1,050円 | 1,729円 | +203,700円 |
| 稲畑産業 | 8098 | 100株 | 3,074円 | 4,430円 | +135,600円 |
| クレスコ | 4674 | 200株 | 1,415円 | 2,007円 | +118,400円 |
| 日本製鉄 | 5401 | 500株 | 573円 | 656.5円 | +41,750円 |
| アイティフォー | 4743 | 200株 | 1,483円 | 1,602円 | +23,800円 |
| ツルハHD | 3391 | 115株 | 2,065.21円 | 2,236円 | +19,641円 |
| 船井総研HD | 9757 | 100株 | 1,048円 | 1,215円 | +16,700円 |
| 高圧ガス工業 | 4097 | 100株 | 1,100円 | 1,219円 | +11,900円 |
| フコク | 5185 | 100株 | 1,816円 | 1,906円 | +9,000円 |
| NTT | 9432 | 400株 | 186円 | 173.3円 | ▲5,080円 |
| コムチュア | 3844 | 200株 | 1,272.5円 | 1,244円 | ▲5,700円 |
| あらた | 2733 | 100株 | 2,799円 | 2,655円 | ▲14,400円 |
| デリカフーズHD | 3392 | 300株 | 788円 | 715円 | ▲21,900円 |
| NF・J-REIT | 1343 | 420口 | 2,185.95円 | 1,795.5円 | ▲163,989円 |
含み益の上位は川崎汽船とINPEXでした。9月末の記録と比べると、INPEXは159,200円、川崎汽船は116,397円、武田薬品は87,100円増えています。
一方で、すべてがプラスに動いたわけではありません。NF・J-REITの含み損は、9月末の▲138,579円から▲163,989円へ、25,410円広がりました。
NISA全体では含み益が増えていますが、個別に見ると含み損は5銘柄あります。合計額だけでなく、どの銘柄が増え、どの銘柄が減ったのかを分けて見ると、状況がつかみやすくなりますね。
前月との違いを、いくつか並べてみる
特定口座とNISAで動きが分かれた様子を、前月にも記録がある銘柄から抜き出しました。
| 銘柄・口座 | 9月末の含み損益 | 10月末の含み損益 | 記録の差 |
|---|---|---|---|
| JX金属・特定 | +1,360,000円 | +1,050,000円 | ▲310,000円 |
| IHI・特定 | +1,563,450円 | +1,310,050円 | ▲253,400円 |
| SBIホールディングス・特定 | +676,400円 | +558,200円 | ▲118,200円 |
| INPEX・NISA | +687,400円 | +846,600円 | +159,200円 |
| 川崎汽船・NISA | +772,104円 | +888,501円 | +116,397円 |
| 武田薬品・NISA | +156,300円 | +243,400円 | +87,100円 |
これは月末の保有分の含み損益を比べた例で、全銘柄の月間成績ランキングではありません。川崎汽船などでは、取得価額の表示丸めによる数円の差も比較に含まれます。
全体の含み益が減った月でも、NISA側には増えている銘柄がありました。「今月は下がった」で終わらせず、口座と銘柄に分けて確認すると、中身は少し違って見えます。
まとめ:含み益は約+1,058万円、9月末の記録から約74万円減
| 項目 | 10月末の記録 |
|---|---|
| 日本株・国内ETFの含み益 | +10,580,652円(約+1,058万円) |
| 9月末の記録との差 | ▲736,284円(約74万円減) |
| 特定口座 | 27銘柄、含み益約+823万円 |
| NISA成長投資枠 | ETFを含む17銘柄、含み益約+235万円 |
| 重複を除いた銘柄数 | 個別株38銘柄+ETF1本=39銘柄 |
10月末は、特定口座の減少をNISAの増加が一部補う形になりました。
含み益は、その時点の価格で変わる途中経過の数字です。まだ手元に確定した利益ではありませんし、長く持つだけで回復が保証されるものでもありません。
月次の振り返りでは、まず同じ範囲の保有分を比べること。そして、含み損益の変化と、配当・売買を含む投資全体の成果を分けること。今回もその点をそろえて記録しました。
ちゃぴっと
データ・集計方法
- 10月分の資料:2026年10月31日未明取得の国内株式保有明細CSV。価格はCSVの「現在値」、数量・取得総額・含み損益は同じファイルの表示値を使用しました。10月31日は土曜日で、10月の最終立会日は30日です。全銘柄の公式終値を別途取得して照合した集計ではありません。(JPX「営業時間・休業日一覧」)
- 対象範囲:特定口座とNISA成長投資枠の国内株式、国内ETF。投資信託や現金、配当・分配金、売却済みの実現損益は含めません。
- 計算の確認:全44明細について「数量×現在値=時価評価額」「時価評価額−取得総額=評価損益」を検算し、口座別小計と全体合計に一致することを確認しました。証券会社の案内でも、評価損益は評価額と取得価額の差であり、売却時の手数料を考慮しないとされています。ここで示す含み益は、売却後の手取り額ではありません。(楽天証券「保有銘柄一覧」)
- 前月比較:9月30日を基準とする前回記事の円単位の集計記録と比較しました。当時の全保有明細と10月中の売買履歴は今回の集計資料に含まれないため、売買の影響を除いた月間損益や運用利回りは算出していません。CSV冒頭にある「前月比」は計算対象・定義を確認できていないため、この記事の比較には使っていません。
※本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。投資には価格変動などのリスクがあり、元本割れする場合があります。最終的な投資判断は、ご自身の状況に合わせて行ってください。



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