40代会社員のちゃぴっとです。
特定口座の保有24銘柄まとめ の中から、今回は ローム(6963) を取り上げます。
正直に書きます。この銘柄は 「値上がったら売ろう」 と思って買いました。長期保有目的ではありません。
ところが買った直後から株価はどんどん下がっていき、完全に塩漬け になりました。「もう少し戻したら売ろう」と思いながら2年弱、配当だけ受け取って持ち続けていたら、業績回復で 株価が一気に戻ってきて、いまは含み益+12万円(約+44%) という結果になっています。
「短期で売るつもりが塩漬けになって、結局長期保有銘柄になっていた」 — その情けない経緯を正直に書いていきます。
保有状況(2026年5月8日終値時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄 | ローム(6963) |
| 株数 | 100株 |
| 平均取得価格 | 2,695円 |
| 取得総額 | 269,500円 |
| 現在値 | 3,899円(2026/5/8 終値) |
| 含み益 | +120,400円(約+44.7%) |
| 現在配当利回り | 約1.28%(2026年3月期予想配当ベース) |
| 買値ベース利回り | 約1.86%(2026年3月期予想配当ベース) |
| 口座 | 特定口座 |
ここ3年のチャート

買付した2023年11月は、株式分割直後で株価が落ち着いていたタイミング。その後 2024年から下落が続き、2025年4月のトランプ関税ショック時には1,000円台前半まで急落した局面もありましたが、2026年に入ってから急回復。直近では 3,899円 まで戻してきています。
ロームってどんな会社?
ロームは 京都に本社を置く半導体メーカー。1958年創業で、いまは パワー半導体・カスタムLSI・センサー・ディスプレイ など幅広い半導体製品を手がけています。
特に強いのが、
- パワー半導体(SiC:炭化ケイ素) — EVや産業機器の電力制御に使われる成長領域
- 車載向け半導体 — 自動車1台あたりの半導体使用量が増える中で需要拡大
- アナログ半導体 — センサー・電源管理など縁の下を支える領域
「目立たないけど、いろんな機械の中で動いている」 — そんなタイプの会社です。
買った理由:本当は「値上がったら売ろう」と思って買った
正直に書きます。「値上がったら売ろうと思って買った」 — それが本音です。長期保有目的で半導体を持ちたかったわけではありません。
なぜ買ったかというと、
- 2023年10月に1株→4株の株式分割 があって、1単元120万円超 → 27万円弱に下がり、手が届く価格になった
- 半導体株は 値動きが大きい印象 があって、短期で値上がり益が狙えそうだと思った
- 京都の老舗半導体メーカーで 会社としての安心感 もあった
要するに、「分割で買いやすくなった半導体株を、値上がりしたら売って利益を取ろう」 くらいの軽いノリで買付しました。長期で配当を受け取り続けるとか、SiCの成長性に賭けるとか、そういう深い意図はありませんでした。
| 買付日 | 株数 | 単価 | 受渡金額 |
|---|---|---|---|
| 2023年11月17日 | 100株 | 2,695円 | 269,500円 |
買った直後から下がり続け、完全に塩漬け状態に
ところが、買った後 株価はどんどん下がっていきました。
半導体市況の悪化に加えて、ロームは 2025年3月期に大幅な赤字 を計上。株価は2024年から下落が続き、2025年4月のトランプ関税ショックで 一時1,071円まで急落 しました。私の買値2,695円から見ると含み損が大きく膨らんだ時期がありました。100株でも最大 −162,400円(約−16万円)の含み損 を抱えていた計算です。
「値上がったら売ろう」と思っていたのに、見事に逆。完全に塩漬け銘柄 になりました。
塩漬けになると人間は不思議なもので、
- 損切りするのはもったいない
- 「もう少し戻したら売ろう」と先延ばし
- 次の決算で良いニュースが出ることを期待してまた先延ばし
そんな状態で、ただただ持ち続けていました。
ただ、塩漬け期間中も 配当は年5,000円ずつ入ってきて、累計で 約1万円(税引前) になりました。「売らずに持ってるだけで配当が入ってくる」という事実が、持ち続ける数少ない理由 になっていました。
配当の実績:高配当ではないが安定50円
ロームの配当は 2023年3月期以降、年間50円(株式分割調整後)で安定 しています。
| 年度 | 1株配当(分割調整後) |
|---|---|
| 2022年3月期 | 約46円 |
| 2023年3月期 | 50円 |
| 2024年3月期 | 50円 |
| 2025年3月期 | 50円 |
| 2026年3月期(予想) | 50円 |
100株 × 50円 = 年間 5,000円(税引前)。買値ベースで利回り 約1.86%、現在値ベースで 約1.28% と、いわゆる「高配当株」ではありません。
ただ、売らずに持ち続ける動機としては十分 でした。年5,000円という金額は派手じゃないけれど、「持ってるだけで毎年入ってくる」という事実が、売り急ぐ必要を消してくれる からです。
業績は2026年3月期で回復見通し
ロームは2025年3月期の大幅赤字から、2026年3月期は黒字転換見通し です。
- 売上:4,800億円(前期比 +7.0%)
- 営業利益:600億円(前期は赤字400億円)
- 当期純利益:1,000億円(前期は赤字500億円)の見通し
直近の決算で 業績を上方修正 したこともあって、株価は2026年に入ってから急回復。買値2,695円 → 現在値3,899円で、含み益+12万円(+44.7%) になりました。
塩漬けにしていた銘柄が、気がついたら含み益+44% になっていた。これは私の戦略が良かったわけでも何でもなく、「売り損ねていたら業績回復に乗ってしまった」というだけの話 です。
ただ、結果的には「塩漬けでも損切りせずに持ち続けたほうが正解だった」とも言えます。半導体株のように景気循環が大きい銘柄は、業績悪化局面で慌てて損切りすると、回復局面を取り逃がす ことがある — これが今回得た一番の学びです。
今後の方針:塩漬けが解けたが、このまま長期保有する
塩漬けが解けて含み益+44%になりましたが、ここで利確はしません。100株のまま長期保有 していきます。
- 業績が回復軌道に乗ってきているので、ここで売るのはもったいない
- 配当が年間5,000円安定して入ってくる 「保有の動機」がある
- 半導体は 5〜10年スパンで持ち続けても面白い産業
短期トレード目的で買った銘柄が、塩漬けを経て、いまや 「長期保有銘柄」として位置づけ直されている — 自分でも当初の予定と違うところに着地しました。でも、これはこれで悪くない結果だと思っています。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄 | ローム(6963) |
| 現在の保有 | 100株 |
| 平均取得価格 | 2,695円(2023年11月17日に買付) |
| 現在値 / 含み益 | 3,899円 / +12.0万円(+44.7%) |
| 年間配当 | 1株50円 → 年間5,000円(税引前) |
| 買値ベース利回り | 約1.86% |
| 買った理由 | 株式分割直後の買いやすい価格で、値上がったら売るつもりで買付 |
| その後 | 株価が下落し、2025年4月に最安値1,071円まで急落。最大含み損−16万円の塩漬け状態に |
| 今後の方針 | 業績回復で含み益+44%まで戻したが、利確せず長期保有を継続 |
「値上がったら売ろう」 → 「どんどん下がって塩漬けに」 → 「配当だけが持ち続ける理由だった」 → 「業績回復で含み益+44%、もう売る理由がない」
戦略の良し悪しではなく、売り損ねた結果、たまたまうまくいった だけの話。でも、半導体株のように景気循環が大きい銘柄は、塩漬けでも持ち続けたほうが正解 という学びを得られた1銘柄です。
ちゃぴっと

-26期連続増配の心の支え-120x68.jpg)

コメント